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先人の知恵 「軒と庇」(のきとひさし)の重要性

最近は、家のデザイン性やコストを抑えることを目的に軒を全く設けない家が増えているように思います。ただ軒にはとても重要な役割があります。  

軒(のき)

kensyo_homeicon 強い日差しのある夏には、日陰をつくり涼しい環境を。冬には太陽の日光が室内まで降り注ぎ、暖かい環境を作ってくれます。
kensyo_homeicon 激しい風や雨から外壁開口部(窓など)を保護する役目をもち、家の外周部の劣化を軽減します。

 

庇も軒と同様に、最近は忘れられていることが多いように思いますが、とても重要な役割があります。

庇(ひさし)

kensyo_homeicon 軒と同様に強い日差しを遮断し、室内環境を守ってくれます。
kensyo_homeicon 急な雨にも、庇があれば室内への雨水の浸入を防いでくれます。
役割とすれば軒とよく似てはいますが、軒だけではカバーしきれない部分(特に軒から遠い開ロ部「窓など」)に設ければ効果的です。

 

住んでいるうちに、「ちゃんと軒と庇を設けておいてよかった!」と必ず感じる時がくるはずです。

やはり、日本の気候風土を考えると軒と庇は「絶対条件」です。
最近は、モダンなスタイルにも合う庇も出てきています。家を建てる時は、軒や庇を忘れずにご検討下さい。

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