住まいと暮らし

日本の文化を守る

日本は高温多湿な島国で、諸外国にはない美しい四季を持つ国です。
その日本風土にあった家づくりをするために、先人達は知恵を出し技術を高めてきました。本来なら、その先人たちが培ってきた知恵や技術を、今生きる私達が守り、足りない部分は補っていくことが一番良い事だと思います。

ですが現代の家づくりは、職人の手間・材料を省き、効率化を図ることで日本らしさを忘れていっています。
家は、早くできれば「いい家」というものではなく、新しい建材を利用すれば日本風土に合っているということでもありません。
必要な手間を省かず、工程を順に追っていくことで、風土にあった家づくりができます。

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住まいと暮らし

廊下の重要性と役割

最近、無駄なスペースだと思われがちな廊下ですが、いろいろな役割を持っています。以下のことを参考にしてみてください。

  • 廊下がなく、トイレやお風呂・洗面所などがドア1枚で間仕切られていたら臭いや湿気がリビングに伝わってくる可能性があります。
  • 廊下がなかったら、隣の部屋の音が伝わりやすく、落ち着かなかったりプライバシーの保護も難しくなるかもしれません。
  • 万が一、深夜に火災が起きた時などは、2階の階段から廊下に下り、玄関に避難する場合のほうが経路が分かりやすいと思われます。

廊下は、決して無駄なスペースなのではなく、各部屋の独立性や機能性と住まいの快適性・安全性を高めてくれるものでもあります。

ですから、居住スペースを増やす為に廊下を削る場合は、それぞれの部屋の機能性など、よく間取りを考えることが重要です。

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住まいと暮らし

住まいの健康~白蟻篇~

白蟻とは
日本で一番生息域の広い種類は、ヤマトシロアリです。活動時期は4月~7月で、湿気の多いところを好み、光に弱いため風呂場・台所・トイレ・洗面所・玄関の床下で発見されることが多いのが特徴です。

蟻道5(基礎) 白蟻の被害

太い蟻道、蟻道を作り侵入する!!
元はきれいな材木がこんなことに…、中身はスカスカでボロボロです。

住まいと暮らし

安心と健康を育む「ひのきの家」5つの効用

1 粘りのある、しなやかな強さ
その強さは、鉄の4倍以上の引っ張り強度、コンクリートの5倍以上の圧縮強度といった粘り強さを誇ります。

 

2 適度な湿度調整
春夏秋冬の快適さを保ちます。木は、室内の湿度変化に応じて呼吸をしています。いわば、自動で湿度調節を行うエアコン機能。鉄やコンクリートに比べ熱伝導率が低く、断熱性能にも富んでいます。

 

3 森林浴効果
ひのきの香りには、神経を安定させ、精神集中を促す作用があります!現代のストレス社会に向いています。

 

4 抗菌防臭
ひのきに含まれる成分には、抗菌抗ダニ、防臭などの働きがあります。ダニの増殖を防止し、健康的な暮らしを守ります。

 

5 適度な弾力で安全性と心地よい肌触り
木の床は滑りにくく、適度な弾力があり、衝撃を吸収して和らげてくれます。お子様やお年寄りにも適した安全性と心地良い肌触りは、住まう人を優しく<包み込みます。

 

ひのき私達は、創業から変わることなく土台と柱等に、国産のひのきを使用しています。施工中の現場は、事前にご連絡頂ければ見て頂くことが出来ます。ご興味のある力は、お気軽にご連絡下さい。